速度違反による免許停止処分|行政書士乗越士所
速度違反による免許停止の通知が届いたとき、多くの方が感じるのは「本当にこの処分は適正なのか」という疑問です。運転は日常生活に欠かせないものだからこそ、処分内容をきちんと理解して、必要に応じて適切な対応を取ることが大切です。
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本記事の著作・構成・監修は国家資格者が行っています

行政書士 乗越 悠生
Yusei Norikoshi
福岡県行政書士会所属の行政書士
福岡県北九州市出身 20歳で行政書士登録し、同年特定行政書士考査に合格、特定行政書士として活動を開始。
令和8年1月1日の行政書士法改正をきっかけに本格的に審査請求等の不服申立て手続きを手掛ける。
「納得がいくまでとことんお付き合いすること」がモットー
専門業務:車庫証明・自動車の名義変更等登録手続き・出張封印
運輸関係許認可(貨物運送事業・旅客運送・乗合運送・貸切運送)
審査請求等不服申立て手続き(運転免許に対する行政処分等で多数の代理実績あり)
趣味:ドライブ・お散歩・昼寝
処分通知が来たらすぐに確認したいポイント
免許停止処分の通知書には、いくつかの重要な情報が記載されています。処分の根拠となった違反行為の日時・場所、違反点数、そして処分期間です。
特に注目していただきたいのは、処分の理由として記載されている速度超過の内容です。一般道路での30km/h以上の超過なのか、高速道路での40km/h以上の超過なのかによって、処分の重さが大きく変わります。
また、過去の違反歴との累積で今回の処分が決まっているため、処分歴の記載内容についても詳しく確認してください。もし記載内容に覚えのない違反や、事実と異なる点があれば、処分の見直しを求める根拠となる可能性があります。
免許停止処分とは何か
道路交通法第103条に基づく免許停止処分は、運転者の安全運転義務違反に対する行政上の制裁措置です。速度違反の場合、違反の程度や過去の処分歴に応じて、30日から180日までの範囲で停止期間が決められます。
この処分は「行政処分」と呼ばれるもので、刑事処分(罰金など)とは別の手続きです。つまり、罰金を支払ったからといって免許停止が取り消されるわけではありません。
処分期間中は、緊急時であっても一切の運転が禁止されます。違反して運転した場合は、無免許運転として更に重い処分を受けることになるため、絶対に避けなければなりません。
審査請求による処分の見直し可能性
免許停止処分に納得がいかない場合、審査請求という手続きで処分の見直しを求めることができます。これは法律で認められた正当な権利です。
審査請求が認められる可能性が高いのは、次のようなケースです。測定機器の不具合や測定方法に問題があった場合、処分の根拠となった違反事実に誤りがある場合、過去の処分歴の記録に間違いがある場合などです。
また、処分量定(処分の重さ)が違反の程度に比べて過重である場合も、審査請求の対象となります。同じような違反でも、個別の事情によって処分を軽くできる場合があるのです。
ただし、審査請求には60日という厳格な期限があります。処分通知を受けた日から起算されるため、検討される場合は早めの判断が必要です。
審査請求の具体的な進め方
審査請求を行う場合、まず都道府県の公安委員会に対して審査請求書を提出します。この書面には、処分のどの部分に不服があるのか、その理由は何かを具体的に記載する必要があります。
請求書と合わせて、主張を裏付ける証拠資料も提出します。例えば、速度測定に疑問がある場合は、当時の道路状況を示す写真や、車両の整備記録などが証拠となることがあります。
審査請求の手続き中も、原則として処分は継続されます。つまり、免許停止期間中は運転ができない状態が続きます。ただし、特に緊急性が認められる場合は、処分の執行停止を求めることも可能です。
審査の結果、処分が取り消されたり軽減されたりした場合は、その内容に従って免許の効力が回復します。期間短縮が認められた場合は、差額期間分が返還される形になります。
対応する際の重要な注意点
免許停止処分への対応で最も重要なのは、期限を守ることです。審査請求の60日期限は、土日祝日も含めて厳格に適用されます。期限を過ぎてしまうと、正当な理由がある場合を除き審査請求は受け付けられません。
また、審査請求を検討している間も、免許停止期間中の運転は絶対に避けてください。「審査請求中だから」という理由は、無免許運転の言い訳にはなりません。
処分通知書や関連書類は、すべて大切に保管してください。これらの書類は審査請求を行う際の基本資料となります。紛失してしまうと手続きに支障が出る可能性があります。
仕事や生活への影響を考えて焦る気持ちは理解できますが、性急な判断は避け、冷静に状況を整理することが大切です。感情的になって不適切な対応を取ってしまうと、かえって状況を悪化させてしまう恐れがあります。
専門家への相談を検討すべき場面
審査請求は個人でも行うことができますが、法的な専門知識が必要な場面も多くあります。特に、処分の根拠となった事実関係が複雑な場合や、過去の処分歴の取り扱いに疑問がある場合は、専門家のサポートを受けることをお勧めします。
また、仕事で運転が必要不可欠な方や、処分期間が長期にわたる場合も、専門家に相談することで、より効果的な対応策を見つけられる可能性があります。
行政書士は、審査請求書の作成や手続きの代行を行うことができます。また、処分内容の分析や、審査請求の成功可能性についても適切なアドバイスを提供できます。
相談のタイミングとしては、処分通知を受け取ったらできるだけ早期にお声がけください。期限に余裕があるうちに相談いただくことで、より丁寧な検討と準備が可能になります。
今後の対応についてのまとめ
速度違反による免許停止処分は、確かに生活に大きな影響を与える重大な処分です。しかし、適切な手続きを踏むことで、処分内容を争うことも可能です。
大切なのは、感情的にならずに冷静に状況を把握し、必要に応じて適切な対応を取ることです。処分に疑問を感じる場合は、諦めずに審査請求という選択肢を検討してみてください。
一人で悩まず、専門家のサポートを受けながら、最善の解決策を見つけていきましょう。行政書士乗越士所では、このような処分でお困りの方のお手伝いをさせていただいております。お気軽にご相談ください。
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定期的に巡回し、内容を訂正等するように努めてまいります。
